日本では古典芸能や絵画、建築などで、「間」がことに大切にされてきた。
間は音と音、動きと動き、物と物のすき間、空白ではない。
間には目には見えない何かが息づき脈打っている。
西洋音楽の休符(rest)も、音の連続した流れの中で生きているスペースではある。
が、それはあくまで音の副産物であり、音を生かすための素材として位置づけられている。
一方、日本では間の方が音や物そのものよりも本質的なものとして考えられて来た節がある。
物は人の領域、間は神の領域であるかのように。
源泉、余韻、還流、永遠の場、としての、間。
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przeczytaj więcej (金曜日, 17 11月 2017 22:30)
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