:: Monologue ::
2014年
2月
21日
金
写真の陰影と構図と被写体の関係は、音楽の抑揚とリズムと音色の関係に似ている。
どれが欠けていても成り立たないが、必ずしもどれもが磨かれてなくても成り立つ。
1月
27日
月
自分の感度が上がってなけりゃ何も写らない。
技術もくそもない。
22日
水
何かを話しているのに、何を言いたいのか自分でもよくわからない。
何かを弾いているのに、何をどう弾きたいのか自分でもわからない。
そんなときは、自分の主題が定まっていない。
13日
日本では古典芸能や絵画、建築などで、「間」がことに大切にされてきた。
間は音と音、動きと動き、物と物のすき間、空白ではない。
間には目には見えない何かが息づき脈打っている。
12日
日
昔聞いた弓道にまつわる印象深い話。
沈黙の内に立つ。
沈黙の内に構える。
沈黙の内に弓を引き、狙う。
深い沈黙の内に、矢を放つ。
さて、矢を放ったのは誰か?
11日
土
音の世界の音色と呼ばれる相は、物の世界の色と結びついているのだろうか。
わたしには個々の音色は、色になる前の光のように感じられる。
音が放つ色彩感は、異なる音色と音色が重なり合って生まれると感じる。
音から色彩感が生まれる様子は、光が何かを通って初めて色になる過程と似ているのかもしれない。
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Ryohei TOMOEDA
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